宮城県仙台市 ワイン ウイスキー ショップ 通販 ヴァンエボヌール(Vin et Bonheur)
突然ですが…皆様のお気に入りのリキュールは何でしょうか? 昨今の状況、家飲み需要の高まりと共にワイン・ウイスキーをはじめ少し凝った自然派ワインなど、ご家庭で様々なお酒を楽しむ方も増えてきたかと思いますが、ご自宅にリキュールを常備している方は中々見かけません。お気に入りがあるという方もカクテルの材料としてジュースやスパークリングワインで割ったり、お菓子作りに使ったりと、リキュール単品で飲むという方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回はリキュール全般の解説も交えつつ、ロックやストレートで楽しめるこだわりのリキュールについてご紹介していきます!
目次
1.リキュールとは?
1.1 薬として生まれたお酒!?
1.2 リキュールの分類
1.3 食とリキュール
1.4 開けたリキュール、いつまで飲める?
2.担当が選ぶ、ロック&ストレートで楽しむおススメリキュール三選!
2.1 モンキー47 スロージン
2.2 マスネ ゴールデンエイト
2.3 アンティカ・フォーミュラ
1.リキュールとは?
1.1 薬として生まれたお酒!?
リキュールとは、薬草やフルーツ等の香りや味を移し、カラメルや砂糖、着色料を加えて味を調えたお酒を指します。
一説には古代ギリシャで飲まれた薬草をワインに溶かした浸漬酒が起源とされていますが、現在のように蒸留酒をベースとした物が登場したのは11世紀から13世紀にかけて。当時はヨーロッパの修道院で薬酒として製造されており、その名残か現在も薬草をベースにした著名なリキュールが数多く残っています。
有名な薬草リキュール、ドイツの「イエーガー」等は最たる例。クラブ等で飲まれるイメージもありますが、本国では家庭でも健康促進のために飲まれることもある程多様な薬草類が配合されています。
1.2 リキュールの分類
現在市場に出ているリキュールは、メインに使われている原材料によって4つのカテゴリに大別されます。
香草・薬草系リキュール
香草や薬草・スパイスを主な原料としたリキュール。中世ヨーロッパに薬として修道院で作られていたリキュールの多くがこの分類で、クラブ等で人気の「コカレロ」や、カクテルによく使われる「カンパリ」等はこの分類です。メインで使用された薬草類の特徴が強く出た個性的な物が多く好き嫌いは別れるかもしれませんが、その特徴にハマると抜け出せなくなる人も。カンパリ一つとってもスパークリングワイン割・ジュース割など以外にも多彩な飲み方ができます。お気に入りの一本がきっと見つかりますよ!
果実系リキュール
フルーツの果汁や果肉・果皮を主原料としたリキュールで、比較的近代から作られ始めたリキュールですが製造量や種類は最も多くなっています。薬草系よりも嗜好品としての要素が強いリキュールで、穏やかな風味で親しみ易い物も多く、ソーダ割などのシンプルなカクテルでカジュアルに楽しまれることが多いカテゴリです。代表的なところとしてはカシスリキュール。名産地の仏ブルゴーニュだけでも数多くのメーカーが鎬を削っており、人気の高さが伺い知れます。カシスオレンジやワインで割ったキール・スパークリングワインで割ったキールロワイヤル他レシピも様々。皆さんも一度は飲んだことがあるのではないでしょうか。 その他様々な果実のリキュールが存在しますので、お好きな果物のリキュールを見つけたら是非トライしてみてください!
種子系リキュール
フルーツの種子や豆類を用いたリキュール。苦味と甘味のバランスが良い物が多く、お菓子作りや食後酒として親しまれています。「カルーア」等のコーヒーリキュールは居酒屋さんやダイニングバー等で飲んだことがあるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。御存知「カルーアミルク」をはじめ、牛乳との相性は抜群!食後のデザートと一緒にいかがでしょうか。
その他のリキュール
製造技術が発達するに従って、卵や乳製品を使用したリキュールも製造されるようになりました。代表的な物としてはイギリスの生クリームリキュール「ベイリーズ」、オランダの卵リキュール「アドヴォカート」など甘みの強い物が多く、シンプルな飲み方でも美味しく飲めるタイプが揃っています。動物性タンパク質や脂肪分が含まれる材料を使ったこれらは、意識的に早めに飲み切ると良いでしょう。
1.3 食とリキュール
様々な種類のあるリキュールですが、食事のシーンでの相性も気になる所です。
例えば薬草系リキュールの多くは苦みが強く、一見これらは食事と併せにくいようにも思えますが、苦味には胃の運動を活発化する効果があり食前酒としてぴったり!消化促進効果のある薬草が配合された「スーズ」等はフランスでもメジャーな食前酒の一つです。
果実系リキュールは酸味と甘みのバランスが良く、炭酸水やトニックウォーター、スパークリングワインで割って食中酒としても楽しむことができます。
甘味の強い乳製品リキュールやクリーム・牛乳などの相性が良い種子系リキュールは食後酒として文句なし!ロックやストレートで飲んでもそれだけでデザート代わりになってくれます。
このように、リキュールは食卓を豊かにしてくれるお酒でもあります。その日の食事によってどんなリキュールを飲んでみようか考えてみるのも楽しい時間になりそうですね。
1.4 開けたリキュール、いつまで飲める?
多くのリキュールには明確な消費期限は設定されておりません。糖分・アルコール分共に含有量が多いため腐敗せずに何年も保存が可能な物も数多くあります。 ただし、「美味しく飲める」期限となると話は別。どんなお酒も開栓したその時から酸化が起こり味の劣化が始まります。長くても1年で飲み切ってしまうことをお勧めいたします。特にクリームや卵を使っている物にはかなり足の早い商品があります。直射日光と高温環境を避け、美味しく飲める範囲でリキュールを楽しみましょう。
こちらではハードリカー担当が「ロック&ストレートでも美味しく飲める」という観点で厳選した、弊社通販サイトで扱っている3つのリキュールについて、特徴とおススメの飲み方にフォーカスしてご紹介していきます。寒くなってきたこの頃、どれも暖かい部屋でゆっくり楽しむのに最適ですよ!
2.1 モンキー47 スロージン 500ml 税込6,150円
https://www.vinetbonheur.com/?pid=153927163
こちらのベースとなっているスピリッツは「ジン」。ジュニパーベリーを始め、実に47種類ものボタニカルを贅沢に使用したドイツの傑作ジン、「モンキー47」にスローベリーを3か月漬け込んで作られたリキュール。
赤い果実のフルーツノートとシャープなジェニパーの香りが調和しており、しっかりとした酸味も感じられる洗練された味わいです。
飲み方のおススメはストレートでホワイトチョコレートと合わせて。
薬草の複雑味とベリーの果実味が調和したこちらにはホワイトチョコのクリーミーなバニラ感がぴったり!大人のスイーツのような至福のマリアージュを是非御体験ください。
2.2 マスネ ゴールデンエイト 700ml 税込5,240円
https://www.vinetbonheur.com/?pid=153923045
こちらのベースとなっているスピリッツは「フルーツブランデー」。8年以上熟成したオードヴィ・ポワール(洋梨)の原酒の中でも特にフルーティでまろやかな物を厳選し、キャラメルの豊かな香りをブレンドしたリキュールです。フローラルな梨の果実感とバニラのような芳香のうっとりするようなバランス!
飲み方のおススメは氷を加えたロックスタイル。贅沢な甘さのデザートとして、お気に入りの椅子に座ってゆったりとした時間のお伴に。少しフルーティなタイプの葉巻とも好相性です!
2.3 アンティカ・フォーミュラ 1000ml 税込3,760円
https://www.vinetbonheur.com/?pid=153927173
こちらのベースとなっているのは「白ワイン」。正確にはヴェルモットという種類の甘味果実酒に分類されるお酒なのですが、リキュールとして紹介されることも多い一本なのでこちらで御紹介いたします。
イタリア優良産地の白ワインに世界各地から集められたバニラ・サフラン・ニガヨモギ等を浸け込んで作られており、1786年から門外不出で受け継がれるレシピを用いたこちらの一本は「キングオブヴェルモット」として世界中で愛されています。
おススメの飲み方は少し冷やしたストレート。温度変化に伴ってバニラ、シトラス、ドライフルーツ、スパイシーなクローブなどの複雑な香りが次々とあらわれ、濃厚なドライフルーツのような甘さと角が取れた滑らかな苦みをお楽しみいただけます。
その他の商品はこちらから
https://www.vinetbonheur.com/?tid=6&mode=f20
ゆっくりとVin et Bonheurでのお買い物をお楽しみください。
(本文・須藤元)
飲酒は20歳になってから、飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発達に悪影響を与える恐れがあります。程よく、楽しく、いいお酒、のんだあとはリサイクル。