宮城県仙台市 ワイン ウイスキー ショップ 通販 ヴァンエボヌール(Vin et Bonheur)
皆さん飲んでますか~! …と、テンション高めに切り出しました。何を隠そう冒頭のこの文章を書いている私、絶賛(少しだけ)飲んでおります。主にウイスキー担当の私ですが今宵はスパークリングワイン!自制は効いているつもりですが調子に乗ってウイスキーも開けちゃうのでしょうね。
酔っぱらうと取り留めもなく色々なことが頭を過ります。「あ…ブログ書かなきゃ…」止せば良いのに変な所で生真面目な性分なのです。そして酔いで単純になった頭は数々思考が飛躍した挙句「そもそもお酒ってなんだっけ…」と、妙に根源的な疑問にぶち当たりました。おや、ネタが挙がったぞ。ラッキー!後は任せた明日の私!通販で買ったウイスキーも開けちゃおう!
…そういった訳で今回は酔いのままに思いついたテーマで恐縮ですが、折角なので私の復習にお付き合いください。
注:以下文章は翌日に素面で前日の自分を恨みながら書いております。乱文大変失礼いたしました…
目次
1.お酒ってなんだっけ…
2.お酒のポジティブな効能
3.プラスがあればマイナスも…
4.酒類三大カテゴリ
4.1醸造酒
4.2蒸留酒
4.3混成酒
5.あとがき
1.お酒ってなんだっけ…
「酒」とはアルコール分を含んだ飲用できる液体の総称、日本の酒税法における定義ではアルコール分1度以上の飲料を指した名称で、これには溶かしてアルコール分1度以上になる粉末も含んでいます。嗜好品としての飲用に適した物の多くは農産物が含む糖分と酵母の作用によって作られるアルコール「醸造エタノール」を含んでおり、農耕社会が成立する遥か昔より人間の傍にありました。最も古い歴史は諸説ありますが紀元前メソポタミア、シュメルの人々はすでにワインやビールを嗜んでいたそうです。彼らも我々同様に酔っぱらっていたことを思うと少し親近感が湧きますね!
2.お酒のポジティブな効能
アルコールの作用として最も顕著な物が「酔い」。エタノールの摂取によって脳の中枢神経機能が抑制され、判断や認識能力・集中力は低下し、気分が良くなる・気持ちが大きくなる等の効果が表れ、これが転じてストレスの解消・緊張のほぐれなどに繋がり、味や香りと並ぶお酒の醍醐味の一つとなっています。また、ビールの原料であるホップ・赤ワインの原料となるブドウには抗酸化作用を持つ「ポリフェノール」が含まれており、適量の摂取は脳や血管等にプラスの影響を与えると言われています。そしてなにより、それぞれのお酒が持つ味・香りが様々なシーンで私たちを楽しませてくれます。これは皆様には説明不要ですよね!
3.プラスがあればマイナスも…
どんな物もそうですがお酒にも悪い側面が。量が過ぎると心にも体にも社会的にも悪影響を及ぼしてしまいます。飲み過ぎは生活習慣病の大きな原因の一つとしても数えられており、体がアルコールを代謝する際に活躍する肝臓への悪影響は勿論、脳や内臓にも重篤な影響をもたらしかねません。また、重度の酩酊状態での言動や行動が他人に迷惑をかけてしまいかねない点など、社会的な悪影響も見逃せない一面です。こちらも言うまでもないかもしれませんがお酒は適量が一番。折角の美味しいお酒です、良い付き合い方を心がけていきたいものですね!
4.酒類三大カテゴリ
ここまで酒類全般の成り立ちや良い面・悪い面を簡単にご紹介してきましたが、もう少し突っ込んだお話、お酒の分類についてふれていきましょう。
酒類は製造方法によって「醸造酒」・「蒸留酒」・「混成酒」の3つに大きく分けることができ、赤・白・スパークリング等の各種ワインやビール、ウイスキーやブランデーといった耳馴染みのあるお酒のカテゴリはこの三つの中のより細かい分類に該当する物なのです。
4.1 醸造酒
太古の昔より存在が確認されているカテゴリ、人類が初めて出会ったお酒がこちらの醸造酒。果実や穀物などの原料が持つ糖分を自然界の酵母の働きで発酵させて産まれた物です。さらに細かく見ていくと、元々糖質を含んだ果物や蜂蜜などが発酵した「単発酵酒」・穀物などを原料としデンプン→糖の変化を挟んで発酵した「複発酵酒」と別れていきます。蜂蜜原料のミードなどが単発酵酒、米や麦を原料とした日本酒やビールは複発酵酒にあたります。
酵母はアルコール度数が高くなると活動を止めてしまう特徴があり、一般的な醸造酒は10%、高くても清酒等20%そこそことなっています。人類が度数の高いお酒と出会うには次に紹介する「蒸留酒」の登場を待たなければならないのでした。
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弊社の主力!ワインももちろんこちらの醸造酒カテゴリですね。
4.2 蒸留酒
醸造によって産まれたアルコール溶液を蒸留によってさらに度数を高めた、人為的に作られたお酒が蒸留酒です。技術的な発祥はペルシャ・中近東といわれており、ヨーロッパに伝わり錬金術の隆盛と併せて流行。少量で高濃度なアルコールを含んだスピリッツが各地で誕生することになりました。しばらく蒸留した無色透明な液体のままで飲まれておりましたがその後、 この液体をさらに樽などの容器で熟成させる文化が発展していきます。「ブラウンスピリッツ」の誕生です。これに対照する一般的な透明なままのウォッカやジン等を「ホワイトスピリッツ」と呼びます。
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わたしのメイン担当、ウイスキーはまさに蒸留酒ですね。
醸造・蒸留酒に植物の香味や糖分を添加・混合した物は混成酒と呼ばれます。多くは「リキュール」と呼ばれている物で、植物の果皮・果実・種や枝などをアルコールと一緒に蒸留するか、漬け込むことによって香味を移すことによって造られております。
使用材料も様々・さらに複数を混合することも多く、そのバリエーションはまさに無限大。技術の発展に伴い以前は難しかった動物性たんぱく質(卵や生クリーム)を原料としたものも出現しており、様々な物を市場で見ることができます。
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数はまだ少ないですが、とっておきの混成酒、揃えておりますよ!
5.あとがき
さて、ここまでお酒の大まかな分類について私の復習がてらお付き合いをいただきました。支離滅裂な前書きから割と真面目なお勉強話に…できる限り簡単にまとめてみましたが、少しでもご興味を持っていただけましたら前日の自分に無茶振りされた私も報われるというものです。
今年もあと二週間程。クリスマスや年末に楽しむお酒はもうお決まりでしょうか?
まだお決まりでない方、追加でもう一本という方。弊社ソムリエ&ハードリカーチームのおススメ商品も是非ご覧になっていって下さい。
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飲酒は20歳になってから、飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発達に悪影響を与える恐れがあります。程よく、楽しく、いいお酒、のんだあとはリサイクル。