行けない今こそ感じる、バーの魅力

 コロナ禍という異常状況もそろそろ1年半に差し掛からんとしている昨今。大都市は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置のさなかにあり、飲食店での種類提供は制限がかかっております。なかなか出口が見えないこの状況、酒屋スタッフの立場としては、それはもうたまった物ではありませんが、個人的にも大変な事態なのです。何故なら…「バーに行けない」からです…!
 何を呑気な…とか、お前は家に貯め込んでいる酒をなんとかしろ…とか、色々聞こえてきそうですが、そういう問題ではないのです。勿論家で1人、ないし家族でお酒を飲むのも楽しいのですが、他を以て代えがたい魅力がバー飲みにはあるのです!
 今回はそんなバー禁断症状一歩手前の私が、私情全開でバーの魅力について語る、誰得回をお送りいたします。いや…ホントいいモノですよ、バーって…。
  

目次
1.素晴らしき哉、バーの魅力
2.よくある質問にお答えします!
3.やめておいた方が良いこと


 
1.素晴らしき哉、バーの魅力

 私がバー、とりわけ所謂「オーセンティックバー」に行く理由、1つはシンプルな物で、たくさんのお酒があるからです。いきなり即物的な理由でなんともアレですが、正直けっこうなウェイトを占めています。
 ヘビーなウイスキードリンカー諸氏にはご理解いただける事と思いますが、ウイスキーファンというのは、まあなんでも飲みたがるモノなのです。新製品飲みたい!限定品飲みたい!旧ボトル飲みたい!飲んだ事が無いものは手あたり次第とりあえず飲んでみたいのが性というものです。(言い過ぎでしょうか…?) そうはいっても、金にもスペースにも限りがあります。その点揃えの豊富なモルトバー…天国です。
 また、ちょっと酒屋的な内情をぶっちゃけますと、限定ボトル・レアボトル・各種諸々まずはバー向けの案内が優先です。それは弊社の本領が業務用酒販店であるという事もありますが、やはりお酒、ウイスキーの流通にかかわる身として、出来るだけ多くの人の「飲みたい」というニーズを満たすためには信頼のおけるバーテンダーさんにお預けするのが最適解だと思うからです。(BaPhareの量り売りシステムも負けないように頑張っておりますが!) というわけでなんとしても飲みたい!というボトルがある場合はバーに行くのが手っ取り早いです。
 勿論プロフェッショナルの作るカクテルも大きな理由です。ハイボール1つとってもなんでバーテンダーさんの作るモノってあんなに美味いのでしょう…という感動があります。
 バーの魅力は勿論お酒だけではありません。100店舗あれば100店舗それぞれ違ったバーの持ち味があります。それは置いているお酒は勿論、バーテンダーさんが目指すお店の理想像、バーテンダーさんや集まるお客さんの性質であったりと、様々な要素が複合して作られるものです。多分に私見となりますが、バーには「バーテンダー」と「お客」の二種類の人種しか存在しません。バーテンダー主導で造られる場の雰囲気を、仕事や家庭といった普段の自分の立場から離れて「お客」としてゆっくりと楽しむ事ができる…というのも魅力のひとつではないでしょうか。なんとも上手い言葉が見つからないというのが正直なところですが、極論すれば「居心地の良さ」というのが一番適切な言葉に思えます。
 
2.よくある疑問にお答えします!

 私情全開で素晴らしさを語っては来ましたが、反面、どうも行きづらいという方の気持ちもわかるのです。先程「居心地の良さ」という言葉を使いましたが、誰かにとっての居心地の良さが他の人にとっては居心地の悪さであったり…ままならない物です。
 とはいえ、結果としての合う・合わないはあるにせよ、「行った事が無いから行かない」では勿体ない魅力があると断言いたします!そこで、ここからは私もよく聞かれる「どうすればいいの?」にお答えしていきたいと思います。バーの敷居を少しでも下げるお手伝いに…なるのでしょうか…?…
 
Q1「何を頼めばいいの?」
A:好きなものをどうぞ。
 いきなり身も蓋もない回答になってしまいましたが、そもそも頼んではいけない物はメニューに載っていません。ちょっと緊張するのは「メニューが無い場合」でしょうか。
 実はこのパターン、結構あります。ウイスキーを多く置いているモルトバーでは結構な確率でこの事態に遭遇しますが、なにも意地悪でメニューを用意していないわけではありません。人気の、そして感度の高いバー程色々な種類のウイスキーの入れ替わりが多く、都度メニューを作っていられないのです。とは言え値段もわからずに注文するのは危険です。素直にバーテンダーさんに尋ねるのがよろしいでしょう。十中八九ちゃんと教えてくれますのでご安心ください。
 また、ここでの会話はまだ知らないお酒に出会うチャンスでもあります。バーテンダーさんにお勧めを訪ねるのもよいでしょう。今「どんな物が飲みたいか」に加え、今まで飲んで「好きだった物」・「苦手だった物」まで伝えれば、きっとベストなチョイスが返ってきます。自分一人では出会えないお酒との出会いもバーの醍醐味という物です。
 
Q2「どこに座ればいいの?」
A:バーテンダーさんが教えてくれます。
 お店が少し混んでいる場合は、こちらの人数に応じてバーテンダーさんが座席を指定してくれるでしょう。空いていれば、「お好きな席にどうぞ」と言われることが殆どかと思います。折角なのでバーテンダーさんとのコミュニケーションが取り易いカウンター席に挑戦してみては如何でしょうか。ボックス席もナシではないと思いますが、団体さんが来たときのために遠慮しておくのもちょっとした気遣いという物でしょう。ちなみにカウンターは上座も下座もないので疑心暗鬼になる必要はありませんよ。平等に扱ってくれます。
 
3.やめておいた方が良いこと

 なんとも歯切れの悪い書き方をしてしまったのは、多少お店それぞれのハウスルールに左右される面があるという理由からです。ですが、バー云々ではなく「パブリックスペース」で弁えておくべき事と考えれば、これから述べる事はそれほど違和感のある事ではないと思います。その場所に集まるお客さん全員にとっての「居心地のよい空間」を維持するためのお約束と考えておけばよいのです。
 
・泥酔・大声・騒音はアウト!
 まあどんな店でも歓迎されないでしょう。空間を楽しむ事、そしてその空間を作る一員となることもバーの醍醐味の一つです。自分の酒量の適量はしっかり把握した上で、乱れない飲み方をするのが歓迎されるお客さんになるコツではないでしょうか。
 不用意に大声を出す、携帯電話の通話などもよろしくありません。至極当たり前な事を守ることができれば、バーの門は何時でも開かれています。
 
・あちらの女性に(男性に)一杯・・・はフィクションです。
 流石に知らない人からいきなり奢られるというのはコミュ障の私からすれば恐怖でしかありません。ショック死しかねない緊急事態です。
 与太話はさておいて、ただの「お客」同士というフラットな関係にいたずらに上下関係を作ることにもなりかねません。ある程度関係性を築いてから、友人同士であればアリなのかも知れませんが…いきなりは止しておいた方がよいでしょう。
 やたらと知らない他人に話しかけるというのも止めておくのが無難です。人それぞれにバーの楽しみ方があります。心配せずとも、大抵のバーテンダーさんは気遣いの塊みたいな人種です。共通の話題やきっかけがあれば、こちらの様子を伺いながら自然と会話の輪に巻き込んでくれます。
 
・ボトルや備品にやたらと触ったりしない。
 ようよう考えてみるとさっきから当たり前の事しか書いていないように思えてきましたが…意外とやってしまう落とし穴。ウイスキーなどハードリカーをオーダーすると大抵目の前にそのボトルを置いてくれます。どんなラベルなのか・裏ラベルには何が書いてあるのか、ドリンカーとしては興味が尽きませんが、手に取る前にワンクッション。バーテンダーさんの許可を得てください。大抵の場合は快諾してくれます。
 また、こちらも同じくやってしまいがちですが、カウンターの上に勝手に物を置かないというのも押さえておきましょう。バーのカウンター(テーブル)は飲食物を置く場所、
 道中どこに置いたか分からないバッグ等を置くと言うのは不衛生であまり歓迎されない行為です。カウンターに並々ならぬこだわりを持っているバーテンダーさんもいます。やはり一声訪ねてからというのがスマートです。
 
 私情全開で語ってしまいましたが、バーの魅力の半分もお伝えできていない気がします。わが身の文才の無さが悲しい…
 とは言え、最後に書いたあれはダメ、これはダメというのも考えてみれば当たり前の事ばかりです。一般的なマナーさえ弁えておけば大抵の人にとってバーは居心地の良い空間になるのではないでしょうか。
 これだけ語っておきながら、今は行くことができないというのがなんとももどかしい限りです。コロナ禍が終息し、皆様が気兼ねなく色々なバーにチャレンジできる日が来てほしいものです…


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(本文・須藤 元)

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