トニー・ボールナール
ボールナール Jr. 夢は父親を超えるヴァンヴィヴァンをつくること!
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![トニー・ボールナール](https://gigaplus.makeshop.jp/yoshiokayaec/assets/img/category/ct113_01.jpg)
ボールナール家のトニー・ボールナールは、ジュラ地方の著名な生産者フィリップ・ボールナールを父に持ち、代々ワイン造りに携わる家系に育ちました。幼少期から父のようにワインを造りたいと願い、1998年に学校を卒業後、ボーヌのワイン学校(Lycee Viticole de Beaune)でワイン造りの基礎を学びました。さらに2002年、マコンのワイン学校(BTS)で栽培と醸造を1年間学び、続いてパリで経営を学びます。 2004年、BTSを卒業後、語学を学びつつ異なる栽培法や醸造技術を経験するためにオーストラリアのワイナリーで半年間研修し、さらにアメリカのナパでも半年間ワイン造りに取り組みました。2005年3月に帰国後、父フィリップが継がせようとしていたドメーヌのポストを辞退し、資金を貯めるために別の道を選びました。同年4月からジュラ・ボワソンという酒類販売会社で営業として働きましたが、仕事は2年で終わり、2007年には会社を退職。その後4年間はボジョレーやサンジョセフなどのワインショップで働きましたが、十分な資金は貯まりませんでした。 30歳までにワイナリーを立ち上げる夢がかなわなかった彼は、2011年4月、父フィリップの元に戻る決意をしました。少しずつ畑を譲り受けたり購入したりしながら、ドメーヌ設立の準備を進め、2013年1月、ついに自らのドメーヌを立ち上げます。トニーのドメーヌは、ジュラの自然環境を活かしたナチュラルなワイン造りが特徴です。 彼のワインは、フィリップから受け継いだ伝統と新しい技術の調和を追求しています。 一杯ごとに、ジュラの風土が持つ豊かな表現力を感じていただけます。
![トニー・ボールナール](https://gigaplus.makeshop.jp/yoshiokayaec/assets/img/category/ct113_02.jpg)
トニーは現在、2.5ヘクタールの畑を一人で管理し、醸造には父フィリップのカーヴを共有しています。所有するブドウ品種はピノ・ノワール、プルサール、シャルドネ、サヴァニャンで、樹齢は2015年に植えた若木も含めて平均30年です。幼少期から自然やエコロジーに関心があったトニーにとって、ブドウを有機栽培で育てるのはごく自然な選択でした。彼のワインは父譲りのスタイルながら、優しい抽出で上品さと繊細さが感じられる仕上がりです。モットーは「環境と体にやさしいワイン」。将来はビオディナミも少しずつ取り入れたいと考えています。彼のワインは、自然のエッセンスを大切にしたピュアな味わいが特徴です。 一杯ごとに、ジュラの風土が育むエレガントな風味を楽しんでいただけます。 未来を見据え、持続可能なワイン造りへの挑戦を続けています。
![トニー・ボールナール](https://gigaplus.makeshop.jp/yoshiokayaec/assets/img/category/ct113_03.jpg)
トニーと彼が育てるサヴァニャンの畑。 追加のポイント サヴァニャンはジュラ地方ならではの品種で、個性的な風味が魅力です。 トニーは、この畑のテロワールを最大限に引き出すワイン造りにこだわっています。 サヴァニャンの持つ独特の深みと繊細さが、彼のワインに表現されています。
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