ラタ・ポワル
元中学校社会科教師のラファエル氏が手掛けるジュラのナチュラル


ヴァ・ドン・シャルドネ 0.15ヘクタールの畑で、2000年から2008年まで自家用に趣味としてワイン造りに励んできました。しかし、ラファエルのように地元出身でも畑の所有者でもない立場で、本格的にワイン造りに挑むには、他の地域と比べてアルボワが適していることは明白でした。アルボワでは、多くの家系が代々ブドウ畑を所有しており、一方で近年では若者が畑を継がないケースが増えているため、畑を手に入れやすい環境が整っていたのです。 また、アルボワの気候と土壌はシャルドネの栽培に最適で、自然派ワインを目指す造り手には理想的です。 この地域特有の風味を引き出すことができる土壌があり、ワインに豊かな個性を与えます。 現在も新しいブドウの栽培方法や醸造技術を追求し続け、常に高品質なワインを提供しています。

パル・イシイ・プールサール 2008年、自家用のワイン造りを終えた後、ディジョン大学で醸造学を学び、翌年から本格的にワイン造りを始めました。自らの手で住宅兼醸造所を建て、必要な醸造設備も整えました。エマニュエル・ウイヨンらと親交を深めながら、ナチュラルワインの醸造に取り組んでいます。そして現在は中学校の社会科教師を辞め、ヴィニュロンとしてワイン造りに専念しています。 この土地のテロワールを生かしたワイン作りを心掛け、自然な味わいを追求しています。 地元の伝統に敬意を払いながら、革新と品質向上にも力を注いでいます。 その結果、ワインはユニークで豊かな風味を持ち、多くのワイン愛好家から支持を得ています。
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