ドメーヌ・モス
美味しいワインをつくりたければ、まずはきれいで完璧なブドウを収穫すること!


寒さの影響で成長が遅れているモスのブドウ樹
現オーナーであるルネ・モスと妻のアニエスは、1987 年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいた。当時、取引先であったワイン?産者フランソワ・シデーヌやジョー・ピトンに?きく影響を受けた彼らは、1993 年ワインショップを閉め、ワインをつくる世界に転?を図る。1994 年、彼らはアンボワーズにある栽培醸造の職業訓練学校に通いワインづくりの基礎を学ぶ。(この時、彼らに教えた先?がティエリ・ピュズラとクリスチャン・ショサールだった。)1995 年学校を卒業したルネは、ポワティエから30 km 北東に上ったボセイ・シュール・クレーズという?さな村にあるワイナリーに?り、翌年には初めてのワインを仕込む。当時、最も懇意にしてくれた村近くでレストランを経営するジャッキー・ダレス?の協?や紹介もあって、ルは 1997 年研修の場をブルゴーニュに移す。ブルゴーニュに移った彼は、ドメーヌ・テヴノやフランソワ・ミクルスキ、ドミニク・ドゥラン、フレデリック・コサール等に出会い精?的にワインを学ぶ。1999 年ジョー・ピトンが奨めてくれたサン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取り、妻のアニエスと 2 ?でドメーヌ・モスを?ち上げる。その後、チリやバニュルスのブルーノ・デュシェン修業をしていたジョゼフとブルゴーニュのシャソルネイやパリのシャトーブリアンで修業をしていたシルヴェストルが 2013 年戻り、?緒にドメーヌを?伝う。2014 年、ルネが病に倒れたのをきっかけに、息? 2 ?がメインでドメーヌの管理を?う。

デキュヴァ―ジュするジョゼフとシルヴェストル
現在、アニエス&ルネは 16 ha の畑を息? 2 ?と従業員 2 ?の 6 ?で管理している。(繁忙期は季節労働者が数??伝う。)彼の所有するブドウ品種は、シュナン、カベルネソービニヨン、カベルネフラン、グロロ、ガメイで、樹齢は 15?75 年。「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる?」をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微?物が繁殖する?きた?壌作りに余念がない。特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使?せず抗体の強い完璧なブドウを?に?れる?法としてビオディナミを取り?れている。

カーヴ内に所狭しと置かれた樽やタンク
- 1