ファブリス・シャイユー
2020年にガレージから新しいカーヴへ移り現在は自分の畑と醸造に専念
個人的に大好きな【レ・マルガ】
1995年に奥さんのローレと醸造学校で知り合い、1997年に1樽のワインを二人で造ったのが一番最初です。その後、ジョーピトンのところで働きながら、手入れの行き届いていなかった16areaの古い区画を2002年に購入し、2?3年畑を休ませてから葡萄を植え、自家用のワイン造りをしていました。2016年が生産者として自分達のワインを造ったスタートの年となります。2019年まではブルノー・ルヴォワのところで週3日働きながら自社の仕事を並行して行っていました。彼は有機栽培の人ではないですが、昔からの友人でファブリスのことをよく知っており、彼のことを考えて農薬散布などの薬に関わる仕事は一切させませんし、農薬を撒いた後にはファブリスの畑に入らないように気をつけてくれたりと気を遣ってくれます。ブルノーが短時間で働いてくれる人を探していたため仕事を手伝っていましたが、2020年にガレージから新しいカーヴへ移り現在は自分の畑と醸造のみに専念しています。
溌剌とした仕上がりの【グリナディーヌ】
これまで所有していたサンロンベールの0.5haの2区画に加え、2018年には新たにロシュフォールに約10年の若い樹齢のものから約100年の樹齢までのシュナン・ブランで構成される4?5区画の1.2ha、更に2019年にサンロンベールに約1haのガメイ、グロローなどの畑を借り、現在トータル2.6haとなっています。今後の彼らのワイン造りに大いに期待が高まります。
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自然派ワイン
6,710円(税込)
テイスティングコメントダイレクトプレスの後、2020年9月に瓶詰めして32ヶ月間の発酵と熟成。2023年5月デゴルジュマン。 -
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自然派ワイン
5,060円(税込)
テイスティングコメント仄かに青みがかったやや淡い黄色。文旦や安政柑、黄柑橘のコンフィチュールやピール菓子、メロン、黄プラムなどが混ざり合うような果実香に、白い花、火打石を想わせる香りが伺えます。口に含むとやや充実感のあるリッチな果実の印象と爽やかでフルーティーな風味が絡み合う印象で、張りのある酸と共に口中に膨らみます。13.5%とアルコール表記は高めですが、黄プラムや杏のような甘酸っぱい酸があることでボリューム感を整え軽快感があり、伸びやかに喉へと流れます。アフターにかけてシュクレフィレ(糸飴)のようなやや芳ばしく甘やかな風味が現れ、コクや深みを感じさせ柔らかい印象を残します。 -
自然派ワイン
5,445円(税込)
テイスティングコメント中程度の黄色。熟した洋梨や桃、白葡萄から溢れ出る果汁のような甘やかな果実の香りに、レモングラスや柑橘のピールの爽快な印象、沈丁花やジャスミン、金木犀など清楚な香りが伺えます。やや残糖を想わせる果実の甘みが舌先を優しく包み込み馴染みやすいアタックで、角の取れた穏やかな酸は果実味を引き立てながら全体のバランスを整え、飲み心地を軽やかに感じさせます。芳醇な果実味にもっと近づいて香りを確かめたくなるような沈丁花などの魅惑的な香りが解け、華やいだ明るい様子で大きく口中に膨らみ、アフターに旨味感がじんわりと続きます。 -
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