蔵王ウッディファーム
山形県上山市の自社畑で育てたブドウだけでワインをつくるドメーヌワイナリー!
私たちは、自社畑で育てたブドウだけでワインをつくるドメーヌワイナリーです。テロワールに恵まれたワイン用ブドウ栽培の適地、蔵王山麓かみのやまで、地味豊かなワインづくりを目指します。
ドメーヌスタイルのワイナリー、高品質な果物栽培に取り組む果樹園。その2つの顔をもつのがウッディファーム&ワイナリーです。かみのやまがどんな場所であるか、2つの顔がこの土地の特徴を表しています。この土地でしかできないことを果樹を通して表現してきた歩みが、現在のウッディファームの姿です。ワイン専用品種ブドウの栽培は、かみのやまでの栽培の歴史と同じく昭和50年頃からです。原料となるブドウは、ワイナリーが始まった時から、全量「山形県かみのやま市」内の自社畑で生産しています。また、ウッディファームでは、山形の伝統的な栽培技術と独自の棚仕立て栽培で一つひとつの果実を大切に育てる栽培に取り組んでいます。さくらんぼ、西洋梨を中心に直接お客様や小売店に果物をお送りしています。
①エコスタイルに取り組むワイナリー (ワインづくりと管理に必要な電力を抑え、できるだけ再生可能エネルギーで まかなうシステムの導入) ②小規模ながらも一部グラビティシステムの醸造所 ③半地下のワイン貯蔵庫 ④ワイン醸造所への太陽光発電設備の設置
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自然派ワイン
蔵王ウッディファーム/カベルネ・ソーウ゛ィニョン20 750ml
3,630円(税込)
テイスティングコメント20VTは非常に良い条件でブドウが成熟し、収穫できました。ブドウは畑でランク分けされ、上位ランクのカベルネは畑ごとで醸されました。発酵条件は、どのキュベも初期の低温浸漬、ルモンタージュ、櫂入れ、と同じように行い、発酵温度も27~31℃付近を最高温度にしています。畑によって酵母を別けて仕込みましたが、良いVTであれば差は見分け辛いようです。約1年間の樽熟後にブレンドトライアルを行いましたが、意外とシンプルに決定しています。これはレギュラーのカベルネとして幅広い層の飲み手に親しまれるように、【柔和さ】を念頭に決めました。これより上位クラスのカベルネには【重厚感や荘厳さ】を感じさせるものとして構成し、同じカベルネと言えど様々な味わいで今後はリリースします。水上畑【55%】、楢下畑【37%】、生居畑【8%】 -
売り切れ自然派ワイン
蔵王ウッディファーム/ソーウ゛ィニョン・ブラン20 750ml
2,612円(税込)
テイスティングコメント熱い日差しを十分に受けたSBは黄色に熟し、普段よりも熟度の高い果実でした。笠を掛けないせいか皮の厚みを感じたので、あまりフェノールを抽出しないように全房プレスを採用しています。SBの香りを表現したければスキンコンタクトはmustになりますが、香りの表現とは別のアプローチで今回は醸造を行っています。畑により成熟にムラがあるので、熟度ごとでプレスを変え、酵母も特徴の違うものを採用しています。最終的にSBブレンドを行った後、暫くするとニュートラルになりすぎる印象がありました。これまでにない程、口当たりは滑らかに感じましたが香りは抑制的です。SBらしさの表現は香りがあって初めて分かりやすくなるな…と頭を抱えていた所、別のタンクで醸造中だったプティマンサンから信じられない程のトロピカルフレーバーを放っていました。これがブレンドされれば、と思いながら、これまでウッディファームのSBは100%という前例のない状態。悩んだ末に10%程ブレンドしました。いわゆるSBらしさの表現とは違った、ウッディファームならではの味わいをお楽しみください。 -
売り切れ自然派ワイン
2,420円(税込)
テイスティングコメント現在の所(2023年)、上山市内のワイナリーは全て上山産シャルドネを手掛けています。地域の個性をとらえる場合、またVTの個性をとらえる場合、同じ品種が望まれます。またワイナリーごとの個性を把握する場合、品種はニュートラルな方が良いでしょう。それ故に、シャルドネのワインは重要な指標になると感じています。私達にとって8回目の醸造になった2020年のテーマは、【レドックス】です。果汁を酸化的に扱うロット、果汁を還元的に扱うロットをそれぞれ分けて仕込みました。例年より酸度が低い傾向にあったのでMLFを回避しながら、最終的にブレンドしています。それぞれ異なるタイプの香味を得られる反面、やや単調になりすぎる傾向が熟成中に感じたので、PNとSBの混醸の樽熟成の原酒を13%ブレンドしています。ブレンド後には香りのトーンは変わらずに、より厚みを感じやすくなり余韻の幅も増えています。今後の熟成で、もう少しエステルが落ち着いてくると更に良くなるでしょう。 -
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